さびたリング (sabita ringu)

Toko Furuuchi

まどごしにひとがあるくうらどうりのみせ
ゆうやみのまちにはもうあきのくうき
このばしょでまちあわせた いくつものやくそく
ひとりきりすわることになれてくのね
さいごのこえ さいごのえがお
いつのまにかみんな
きづかぬまにすぎさっていた
むねのなかにしまうまえに

ああさびたリングのように
たいせつなものだけいつでもえいえんじゃなくて
ああねがいがかなうなら
あなたのおもかげにであわないばしょへはこんで

なつかしいひとにあった
あなたのわだいがのぼったけれど
きょうみないかおするしかなくて
みせをでればいつもとおなじビールがみえる
ふたりはざまにうかぶほしをかぞえた
そんなことがしあわせだった

ああどこできえさったの
いちばんみえていたなにかをうしなうのはなぜ
ああねがいがかなうなら
あなたのおもかげにであわないばしょへはこんで

さいごのこえ さいごのえがお
いつのまにかみんな
きづかぬまにすぎさっていたの
むねのなかにしまうまえに

ああさびたリングのように
たいせつなものだけいつでもえいえんじゃなくて
ああねがいがかなうなら
あなたのおもかげにであわないばしょへはこんで

ああどこできえさったの
いちばんみえていたなにかをうしなうのはなぜ
ああねがいがかなうなら
あなたのおもかげにであわないばしょへはこんで

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