Tameiki No Kyousoukyoku

Jikkendai Marmot

ぼくのいえにけいさつがおしよせた
かぎをかたくなにしめたドアを、あっさりとけやぶって

ごとでもほかでもさつじんでもない
ぼくはためいきをはいたつみでつかまったのだ
なぜためいきをはいたのかとあさもよるもといつめられた
ぼくはためいきをはきながらあやまりつづけた

しんでいったねこのなまえをただただただ
くりかえしつぶやきながら

せかいじゅうのひとりぼっちの
ためいきがあつまり
おおきなおおきな
きょうむのくもをつくり
ときおりにほんいったいになみだをまきちらす
そのあめにうたわれるとひとひまな
じさつをしたくなるらしい

あああああぼくもそだった
あああああぼくもひがいしゃなんです
ごめんなさい

いきてつみをつぐなえとほりだされた
あのにつうからぼくはかんしょうのぬけがらになった
あめはひましに強くなり、おぼれながらうせきをおよいだ
みながろめはなくなぜかそらにてをのばしていた
しんだはずのねこがこちらへおよいできてぼくにいう
まだいきていたのかと

つみをまたつみかさねていく
われたガラスのはへんを
どれをかさねるとすんでみえるのか、いたみにたえながら
まんげつにとどくように
たかくたかくたかく
あのひかりのあながぼくをおわらすでぐちだとしったひから

せかいじゅうのひとりぼっちのためいきがあつまり
おおきなおおきなきょうむのくもをつくり
きょうもにほんいったいになみだをまきちらす
そのあめにうたわれるとひとひまな、じさつをしたくなるらしい
あしたのけいざいをになうせいじかたちも
えきでわかれをおしむこいびとたちも、あああああ
ぼくもそだったあああああ

ろいたつうしんによると
にほんじんぜんいんがじさつしたと
ふしぎなことに
そのしたいはみな
えがおだったと

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